筆者のトレードはデイトレ~スキャなので日をまたいでポジションを持つことは稀だが、スイングトレードをする場合はスワップのことも考えたくなる。
ドル円だと今はロングで持っておけば毎日おまけがつく。
しかしショートだと長く持てばどんどん損が膨らむ。
微々たるものだが、塵も積もればなんとやら、で意外と響いてくるものである。
その金利の付き具合はFX会社によって違うのだが、筆者の利用しているXMだとバケモンみたいなスワップの付く通貨があったのでご紹介しておきたい。
Q.スワップ金利(スワップポイント)とは?
通貨ペアの金利差に応じて保有するだけで毎日付く利子のことだ。
通貨毎の金利は「政策金利」にほぼ比例する。
スワップ金利とスワップポイントは厳密には意味が異なるのだがFXでは混同して使われることも多い。
しかしながら「金利を〇〇円で受け取る」と言うと気持ち悪く感じる読者もおられるだろうからここでは「スワップポイントを受け取る」という表現に統一しておく。
さて、
政策金利の差がまるごと全てスワップポイントになるわけではない。
FX会社の取り分を引いて我々に提示される。
豪ドル円(AUDJPY)だとわずか100円(1Lotあたり)くらいのものだが世の中には恐ろしく高金利の銘柄もある。
南アフリカランド(ZAR)とトルコリラ(TRY)
どちらも世界最高水準の高金利通貨である。
(2018/08/11 現在)
国名 | 政策金利 |
---|---|
南アフリカランド | 6.50% |
トルコリラ | 19.75% |
(2019/10/18 現在)
これに金利が0%に近い超低金利の通貨を合わせるとその「金利差」と「通貨価格」に応じて営業日を跨ぐたびにスワップポイントが支払われる。
対南アフリカランドと対トルコリラの取引においてXMで可能な通貨ペアは米ドル(政策金利2.00%)とユーロ(政策金利0.00%)の2つになっている。(2019/10/18 現在)
参考サイト
そして、
ユーロ/トルコリラ(EURTRY)こそがXMにおいて“最大のスワップポイントを獲得できる”通貨ペアである。
その額、なんと一日3345円。(1Lot(10万通貨)あたりで計算)
これはわずか1営業日を跨ぐことで獲得できる金額である。
日本時間で朝の5時59分から6時にポジションを持ち越したときに支払われる。
(*冬時間では6時59分から7時となる)
さらに土日の取引が行われない調整として水曜日から木曜日を跨ぐときは3日分のスワップポイントが手に入る。
一ヶ月30日保有すればなんと10万0350円稼げることになる。
1ヶ月保有すれば10万2912円稼げる。(2019/10/18 現在)
しかも、1Lot保有するのに必要な証拠金は888倍のレバレッジを掛ければたったの1万4000円でいい。
ユーロトルコリラ保有時の注意点
1ヶ月で10万円のスワップを手に入れるための注意点が1つある。
必ず売りポジションで持たなければならない、ということである。
買いポジションで持ってしまうと1Lotあたり毎日6621円取られてしまう。
(↑2019/10/18現在)
現在のリアルな金額は以下のサイトから計算することが出来る。
参考サイト
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