連休中のボラって小さくなるんでしょう?
筆者もFXを始めた頃はそんな風に思っていたのだが、結論から言えば「そんなこたぁ、ない」。
今日は過去5年分のGW連休のデータからドル円の値動きの特徴を共有したい。
「日本休場だからボラが…」
「米国休場だからボラが…」
みたいなコメントも散見されるが、ボラがないのはテクニカル的に調整局面にあるからであって「どこかの国の休場」が原因なわけではない。ということが伝えたいだけの記事である。
2018年GW値幅130pips
オレンジで囲った日が祝日である。
後半に130pipsの下落を伴って、GW前の上げを全モした。
2017年GW値幅110pips
移動平均線を見ても右肩上がりのきれいな上昇トレンドの勢いは衰えず、GW前の動きをGW中も引き継いでいるのがわかる。
2016年GW値幅170-200pips
GW直前に一日で300pipsの大下落をした影響で例年に比べるとボラティリティが大きいが、大暴落の7割程度のボラでトレンド方向に継続した動きなどはよくあるカタチだと思う。
2015年GW値幅130pips
2018年と似た動きだと思う。GW後半で130pipsの下落。
2014年GW値幅70pips
例年に比べるとボラティリティは小さいが、前後の動きを考えれば妥当なボラだろう。
結論:日本の休場とボラは関係ない
最初にも申し上げた通りである。
連休だからボラが小さくなることはないし、大きくなることもない。すべてはテクニカルに織り込み済みなのである。
つまり、祝日であってもなくても直前のチャートパターンがその先の値動きを決める。
今年(2019年)のGW値動き予想
ドル円はエリオット波動5波完成と予想しているので、調整abc波へと動き始めたばかりだ。
前回のメジャーサイクルボトムから23本目でトップ(仮)をつけているのでこれがトップ確定すれば、少し短い30-35本目くらいにMCライトボトムを付けるのではないだろうか。
その後はMCレフトに移り、エリオット波動c波を形成する流れと予想している。
簡単な図は上記に記したので参照いただきたい。
もし予想通りいけば今年は例年よりボラティリティが小さい90pips程度と予想。
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